さとうさんちの介護な日々

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さとうさんちの介護な日々

義母・サトコを在宅介護して4年。介護にまつわる漫画(コミックエッセイ)とイラストのブログ

うちの夫が献身的すぎるんだが

こんにちわ。さとういもこです。

 

ブログの存在を知っているリアル知人から、

「夫さんあまり登場しないね?」ってたまに言われます。

 居るのが当たり前なので、画面上は省かれていますが、 

ちゃんと介護にも子育てにも関わってくれていますよ!

 

最近はわたしが子育て中心になってしまっているぶん、

サトコの介護は彼が中心になってやってくれています。

彼の名誉のためにも、今回は夫の活躍について書いてみようと思います。

 

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食事の量と病気の回復 

サトコの入院において大きな問題は
食事の量がいっこうに増えないことです。
多くて3割、少ないと1〜2口ぐらいで済んでしまうそう。
入院の原因である肺炎はほとんど治っているのに、

体力が戻らなくて退院できないといった状態なのです。

 

もともとサトコは食べるのが遅いうえに
箸やスプーンを持ち替えるたびに休憩してしまいます。

認知症による「意欲の低下」は食欲にも作用するのかもしれません。

そのうち時間だけが過ぎて、

ほとんど手をつけないまま食事を下げられてしまうということも多いようです。 

一人で食べるとすすまないよね…

最近では、それを見かねた夫がサトコの夕食に合わせて病院へ行き、
話をしながら食事をさせています。
食べやすいように配膳したり、

スプーンを持ち替えなくてすむように
ごはんの上におかずを乗せて丼もののようにしたり、時には応援しながら
いろいろ工夫している様子です。

 

「今日は7割くらい食べれた!」などと
嬉しそうに報告してくれるのですが、
正直なところ、聖人かよ…と思っています。

 

「自分の母親のことだからこのくらい当たり前では?」と言うのですが
わたしは、夫といっしょに夕飯が食べられないので寂しいんですよう!

 

 

 

大須演芸場3月定席に行ってきました

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ひさびさにおでかけ記事です。わーい!

 

大須演芸場3月定席 午後の第2部に行ってきました。

2部の開場時間は14時。開演は14時30分です。

開場時間の少し前に並びましたが、入ってから席を選ぶ余裕もあり、

好きなポジションを確保できました。

時間が長いので、席選びは慎重にしたいところ。

最前列が良いというわけでもないので…

 

席を確保してから温かい飲み物を買い、

入り口で渡された番組表を見ながら開演を待ちます。

平日、しかも雨のせいか、お客さんの入りは「当日券まだあるよー」という感じ。

日によっては立ち見券すら売り切れという場合もあります。

 

中央には予約席の表示があり、あとから団体のお客さんが。

見た感じ、女性が多かったようなので、ちょっといつもと違う雰囲気?

寄席における平均年齢の高さと女性の少なさは、

落語の中でもしばしばネタにされるところなのです。

 

開演時間ちょっと前に、番組表にはなかったのですが、

前説として(?)マッハ金太郎さんによるマジックがありました。

マジックは好きなので予定していなかったのに見られてうれしい。

お手伝いすることになるとは思わなかった。汗かいてしまった。

 

それでは感想などそれぞれ書いてみます。

 

 

林家染吉「振込め!」

 

大須演芸場では、名古屋で活動する落語家さんだけでなく、

東京や大阪の落語家さんを呼んで定席を行っているので、

東京の落語も、上方(かみがた)落語も、両方楽しめるんです。

この日は東西林家大集合で、出てくる落語家さんは全員「林家」でした。

偶然というか、まあそういうこともあるか。

噺に入る前に「大阪での振込詐欺をモチーフにした新作落語」と紹介されてて、

あっそうかこの人は上方の落語家さんだ!ってこの時に気づく。

東京の落語も、上方落語も同じ寄席で聞けるってのは

名古屋の寄席ならではじゃないかなーと思います。

どちらも好きなのでお得感いっぱいです。

 

 

林家菊丸「湯屋番」

 

湯屋番って何度か聞いてもつかみどころのない噺だなあって思っていたんだけど、

若旦那のダメなとことして「妄想癖」と伏線張ってくるのがすごくよかった!

たった一言で面白がるポイントがぐっとわかりやすくなる!

このパターンは初めて聞いたので新鮮でした。

汗びっしょりの熱演もお風呂感出ててよかった。

噺で客席の温度を変えるってのは聞いたことあるけど(怪談噺で寒く…とか)

湿度を変えてしまう噺家さんに出会えて喜び。

 

 

アンダーポイント「漫才」

 

大須演芸場に最多出演とのことだけど、初めて拝見しました。

地元ラジオなどでご活躍なんだとか!

 

漫才のスタイルとして「普通のおしゃべりに聞こえる」のって

理想のひとつだなーと思っているので、
わかりやすくて自然体でかなり好きな感じでした。

奇をてらってない空気がとても良い!

わたしを含め、客席での知名度も低めだったせいか

自己紹介的なネタをたくさん盛り込んで初見さんにやさしい。

ネタ中の会話からお二人のキャラクターと関係性がじわじわと見えてくるのもすごく興味がわきました。

また違うネタが見たいです!

 

 

旭堂左南綾「俵星玄蕃」

 

実は前に大須に来た時に同じ演目を聞いたことがあって。

それでものめりこんで聞いてしまう!

というか講談は同じ話を何度も聞いた方がおもしろい気がしています。

スピードラーニングみたいな感じ?(やったことないけど)

講談って、落語よりも触れる機会が少ない気がするので

定席で聞けるのは大須演芸場の良いところだなーと思います。

 

 

林家はな平「壺算」

 

落語は、一人で何人もを演じ分けるところが面白さのひとつだと思います。

表情ひとつで、頼りになるアニキにも、だまされやすい道具屋にもなる。

落語家としては当たり前のことなのかもしれませんが、

そのギャップが魅力的でした。

そして、それぞれ演じる登場人物が憎めない!

いるいるそんな人いる~な感じは洞察力の鋭さなのでしょうか。

かっこよかったです。

 

 

林家正楽「紙切り」

 

寄席では、漫才や曲芸や歌などを「色もの」といいます。

紙切りもそのひとつ。

技術はもちろんのことだけど、わからないお題に対しても「わからなくても切ります」って答えちゃう。

「わからない」ことを恐れない姿勢に感服しました。

そして切った後は「おみやげに」と、お題を言ったお客さんがもらえちゃうんです。

見せるのは、芸であって作品ではない。

ものづくりに関わる者として、こんなに割り切れるのは羨ましいほど。

スタート地点が違うといえばそりゃそうなんだけどね~

 

 

林家たけ平「 徂徠豆腐 」

 

以前から拝見しているたけ平さん。よく通る声が良いですよ

はじめて聞く演目で、講談みたいな内容だなーと思いながら聞いていましたが、

あとで調べてみたら同じ話が講談でもあるようなのでなるほどと納得しました。

 

豆腐屋の厚意に甘える浪人に対して

「うーんこのクソニート…」と思いながら聞いていて、

すぐには気づかなかったけど荻生徂徠(おぎゅうそらい)の「徂徠豆腐」だ!

戦国鍋TVのアイドルユニット・AKR47「ゲンロク・アコージケン」にでてくる荻生徂徠だよ!!!

 

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歴史も忠臣蔵もまったく詳しくないのだけれど、

ちょっと齧った知識のカケラが、落語をより楽しくしてくれるなあと思いました。

 

 

 

 

最近は、アニメやTVの影響で落語ブームだと言われていて、

東京では若手の落語家さんは大人気なんだそうです。

名古屋ではどうだろう?影響はあるのかしら??

 

おめあての落語家さんの「落語会」も良いですが、

ふらっと寄席に入ってみるのも発見があって楽しいです。

大須ではほんとに、発見させられてばっかりなので

これからも時間をみつけて通いたいと思っています。

 

この日は、団体で来ているお客さんが多かったんですが、

そういう方の中には、初めて落語を見るという人も多いので、

楽しんでもらえたかなあと気になってしまいました。

Twitterで検索してみたりしたんですが

感想的なものが見つからなくて寂しかったです…

どうか一人でも落語の面白さにめざめた人がいますように!!!

 

 

昨年10月にも行ってました。

hashiyasume.hatenablog.com

 

 

 

寄稿させていただきました

はたらく女性の深呼吸マガジン「りっすん」さんに
寄稿させていただきました。

 

www.e-aidem.com

 

介護・家事・仕事の両立と、
介護の中で自分の気持ちがどう変化していったかを
書かせていただいています。

 

寄稿するのは今回が初めてのことで不安もありましたが、
とても勉強になりました。

 

貴重な機会をいただきありがとうございました!

 

 ちょっと裏事情をネタバラシ(笑)

 

太神楽(曲芸)が大好きなのでイラストに入れ込んだんですけど、
いざ清書する時にめんどくせええええ!ってなりました。
漫画に出てくるレース編みも同上です(^_^;)

 

義母サトコが認知症と診断されて思ったこと

 

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スクリーニングテストの結果は、中程度の認知症ということでした。

初期ではなく、少し進んだ状態ということですよね。

正直、少なからずショックで、気持ちの整理ができなかったです。

今はちょっと落ち着いて考えられるようになったのでメモ的にまとめ。

 

驚きとやっぱりという気持ちが同時に。

驚き

12月まで、(声掛けは必要だが)自分のことはだいたいできていたし

生活において困ることはほとんどなかったので

認知症と言われてもあまりピンときませんでした。

ご飯を食べたことを忘れて何度も請求してくるとか、

物を盗られた妄想とか、性格が急にかわったとか、そういうの全くなかったので。

 

やっぱり

会った人のことを忘れてしまったり、

その日の出来事を夕方には思い出せなかったり、

とぼけてるなあとすっかり慣れてしまっていたがやっぱりアレはヘンなのかと改めて思った。

そうか、やっぱりそうか。冷静に見ればそうか。

本人も家族も困っていなかったので、サトコの言動に寛容すぎたのかしら。

 

「いつから」という疑問

5年前の入院から?

初期治療が大事ということは知っていたが、専門の診察を受けていませんでした。

認知症ですと診断されるのが怖かったのかも。

5年前の骨折~入院の時、

急に記憶があいまいになって目の光がなく、ぼうっとしている時があったが、

脳には異常はなかったので長期入院による「せん妄」でしょうという診断。

その後、退院して日常生活に戻ったら少し戻ったので

やっぱり認知症じゃなかったのね、と思っていた。

その時、ちゃんと検査して、治療を受けていれば進行しなかったのかな

 

最近、急にすすんだのかも…?

もしかしたら今回入院してから急に進んだんじゃない?という思いもある。

もしかしたら、家で発熱して2日間寝込んだ頃からそうだったのかも?

自力で歩けない・起き上がれない状態では「ぼんやりするな」という方が難しい。

食事もおしものことも管理されている中で

自分で考えない環境を受け入れすぎてしまったのかも。

 

分岐点が見つからない

あの時こうしていれば…?

こうして思い返してみても、あの時こうしていれば…!と

激しく後悔する気持ちがあまり湧いてきません。不思議なぐらい。

これが風邪やインフルエンザなどの感染症だったら、

あの時外出しなければ!あの時すぐ手を洗っていれば!などと思うところなのかもしれないけど、

サトコの体内で起こった炎症による入院なので、そういう気持ちも湧いてこない。

分岐点などなかった、と思うのは自分への慰めなのでしょうか。

 

認知症の検査をもっと早く受けておけばなあと思わないこともないですが、

本人も家族も「困り」を感じていなかったので

「認知症です」とお墨付きをもらうことがそれほど重要なことだとは思いませんでした。

まあ、いざ診断されたら一晩ぐらいはショックなわけですが。

 

後悔していない、と思えること

サトコに介護が必要になってから、

たくさん時間も割いてきたし、我慢することも多かったなと思います。

そのぶん、サトコから信頼してもらえてると思うし、

それまで以上に家族になれたなあという良さも感じています。

介護に目をそむけずに向き合ってきたからこそ、

後悔する気持ちが湧いてこないのだろうと思うのです。

 

今後、もっと大変なことがあるのかもしれませんが

今現在「後悔がない」と思えていることは大事なポイントだと思うので

記しておかなければ、という気持ちになりました。

 

仕方がないことだってある

突き放した言い方ですが「仕方がない」ことなんだろうなと思います。

わたし自身がちょっと何かしたからって

「認知症」という病気が防げたわけじゃないんです。たぶん。

 

 

 

追記

この記事を書いたのは1週間以上前なのだけど、なんとなく寝かせてしまった。

ちょっと前の私は書いて納得したかったのだね。

 

サトコの状態は相変わらず。まだ時々発熱したりしています。

身体が治らないと退院もできないので、家族としても何もできない状態。

今後のブログの方針も考えてしまうな〜

 

 

 

 

 

 

息子が11ヶ月になりました

 

11ヶ月になったので、最近のしお太郎氏まとめ。

絵本やおもちゃで遊ぶのが上手になってきました。

あと1ヶ月で1歳か〜〜すごいな!

 

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補足

ストローマグは、これまで何度か挑戦してきたけどくわえることすら拒否。

やっと飲めるようになって、水とか飲ませるのラクになった。

 

珍しく雪が積もったので外に連れ出す。

はしゃいでいたのは私だけであった。

 

「コップがさね」のコップをお風呂に沈めて遊ぶ。

小さな穴から、コポコポと空気が上がってくるのがおもしろい。

ガーゼをくらげ状態(空気を入れる)にして遊ぶのも楽しい

 

カタカタ、やっとDJから進化した↓

hashiyasume.hatenablog.com

 

こちらの話すことも少しずつわかってきたようで、

「絵本読もうか」とか「テレビ見ようか」と言うと

大げさなぐらいニッコ〜〜〜〜〜とする。

 

絵本のフレーズとかめっちゃ覚えてて、

読んでない時に口にすると「その本あそこにある、あれ!」と

指差して教えてくれます。知ってます。

 

「いないいないばあ」のバリエーションがおもしろいらしく

「しお君どこ〜?どこなの〜?」と探すふり→ ばあ! といった茶番に

毎日つきあわされている(かわいい)

 

手作りのおもちゃがウケると嬉しいものです。

 

同じ毎日ではないんだが

先月もそうだったけど、もっとあるハズなんだよ〜〜〜

生活のリズムが安定してきたこともあって育児記録も怠りがち。

毎日を特別にするのはむずかしいことだよね!

 

過ぎてから気づくことも多いです。

 

介護のブログもよろしくね!

satouimoko.hatenablog.com

 

入院してから1ヶ月。新たな問題にむきあうさとう家

サトコが入院してから1ヶ月が経ちました。

 

息子の世話があるので、わたしはなかななか見舞いに行けません。

でもたまにわたしが行くとこんな感じ。

 

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相変わらずトンチンカンなサトコなのでした…

退院の見通しはたたず

なかなか肺炎が治らず、退院の見通しは立っていません。

でも、兄妹たちが今までになく協力してくれて、

仕事帰りや休日には交代でサトコを見舞ってくれているようです。

災い転じてナントヤラ。今回の入院の大きな収穫だなと思っています。

 

本人の顔色も良く、機嫌も良さそうだし、

リハビリも徐々にすすめているとのことなので

暖かくなる頃には元気になるといいなあとのんきに考えていたのですが、

ここに来て新しい問題が出てきました。

 

そういわれてみれば、そうなのかもなあ。

実は今まで「認知症」と診断されたことはなく、

ちょっととぼけているけれど、まあ年相応かなあと思っていました。

本人も家族も「困り」を感じていなかったので

専門的な検査をしたことがなかったのです。

 

しかし、先日、退院と今後の治療について医師と2度目の面談をした時に

「まず前提として…」と切り出されたのが「認知症」という診断でした。

さすがオブラートに包まない系医師!

 

satouimoko.hatenablog.com

 

 

脳の検査ではなく、質問が中心の「スクリーニング検査」とのことなので

詳しくはわかりませんが、まず間違いないとのこと。

リハビリが自主的にできないなどの「意欲の低下」も

認知症によるもの、と言われてしまったのですが

本人のもともともってる性格とかもあるじゃんね……

 

認めたくない、という気持ちのせいなのか、いまいちピンとこないんですが、

まあ、そういわれてみればそうなのかもなあ。

でもお医者さんは普段のサトコを知ってるわけじゃないからなあ〜〜

サトコのとぼけ具合に家族が寛容すぎたのでしょうか?

 

 

まだ自分の中でもまとまってないのでこのへんで。